パノラマボール

 

Panorama Ballとは、空間の一部だけを切り抜くことなく、そのままの空間を記録した球体写真である。
1996年より、フレームを超えた写真や映像表現を模索。試行錯誤の結果、自分でも予想していなかった球体写真にたどり着く。

目の前に現れた球体写真は自分に次々と新たな問いかけを提示し、映像やメディアの一番の根源に目を向けさせることとなった。

2000年に修士論文「panorama Ball – 球体写真による空間表現」で、自分なりの回答を得ることができた。

2003年に完全な球体に提示できる技法を確立。

2005年にJSTからの助成金を得て、当初から夢見ていた球体動画像を表示できる球体ディスプレイを完成させた。