hashimoto
ZooMuSee V.2.00完成しました
文化庁メディア芸術祭巡回企画展in宮崎
scopeミーティング12/12
Mac miniをディスプレイの裏にくっつけるぞ(2)
Mac miniをディスプレイの裏面のVESAマウント用のネジ穴に取り付けようとしています。 以前書いた(1)では、アルミのフラットバーで簡単な輪を作って、そこに載せるところまでやりました。その後、横から脱落しないための押さえと、盗難防止用の鍵をとりつければ簡単に終わる、、はずだったのですが、そう簡単には行きませんでした。 Mac miniの裏面には、びっしりとコネクタが並んでいます。10mmのフラットバーが回せる隙間がありません。前面には当たり前ですが、CDトレイがあります。ZooMuSeeには使わないので埋めてもいいのですが、貧乏性なのか埋められません。一度も使わないまま前を塞がれたらMac miniとしても嫌なのではないでしょうか。私ならゼッタイ嫌です。すぐに壊れます。 そんなわけで、上下を通すのは諦めて、Mac miniの横周囲をぐるっと回して止めようというのが前回の方針でした。しかし、これもまたスペースがありません。上下とも、数ミリの位置を狙わないといけないのです。しかもそこを通したとしても、アルミは簡単にしなるのです。やってみたところ、簡単に抜けてしまいました。リベットでガシガシ固定していけばいいのですが、外してコンパクトに収納するということも私には重要なのです。Mac miniの底面には微妙な傾斜があり、そこもまた面倒でした。 結局、今までの方針を大きく変えることとし、ホームセンターで売っている金物をいろいろ眺めながら考えました。 外せないのは以下の数点。 1. 売っているものより大幅に安い事。 2. 制作が容易で短時間でできること。複雑な加工はできるだけ無し。 3. 輸送時に別梱包にならないよう、バラしてコンパクトになる事。ディスプレイの箱の中の余っている場所に収まること。 4.盗難防止用の鍵を付けられる事。また、鍵をつけなくてもMac miniが落ちないこと。 普通の用途では、3,4は気にしないと思います。 Mac miniの裏面には、排気用の穴があります。その両側に隙間があります。ここの部分にツメをあてることにします。あまり上に出るとコネクタにかかるので、15mm程度とします。 えー、で、こんなんになりました。 ステンレスの金物はピッチが25mmのものがあったので、使う事ができました。鉄のものはピッチが違うんですが、何基準なのか、、ちょっと分かりません。寸とかなのかな? 下に落ちないためにJ型、左右はズレないためですので、L型です。背面は15mm程度、全面はCDトレイを隠さない程度。 左はぐるっとまわってロックするためにこんな形です。一周する長さのものが売っていませんでしたので、2つのパーツで出来ています。 白いネジは、手で回せるネジです。ユリヤねじNO.1という名称で売られていました。スペーサーにもなるし、底面に傷も付きにくそうなのでいいかと思います。本体で覆われるので、外して持って行かれることもありません。 Mac miniを載せるとこうなります。狙ったあたりに押さえが来ています。アルミで作るとヒョイと曲げられておしまいです。ステンレスがいいでしょう。 鍵があるところがディスプレイの上方向です。 CDトレイ側はこんな感じ。下側も曲げてもいいですが、曲げなくても問題ありません。(後で曲げるかも) 鍵が付いている所を折り曲げているので、鍵が無くても外れません。ここを折らないと、ブラブラしてしまいます。 使ったもの ヤハタ ステンレスステーNo.4 15×278 ×2本 一本は端から1つめの穴で直角に曲げる。 もう一本は端から1つめ、2つめで逆方向に曲げる。(CDトレイ部分) ヤハタ ステンレスステーNo.18 28×170×15 ×1本 元々L字型ですが、本体を抱えるようにJの字に曲げます。本体は36mm厚あります。 チドリ直 1×15×193 黒曲げ板 ×1本 黒い曲げ板の短い方です。曲げ方は上記写真を参考に、、。 チドリ直1×15×385 黒曲げ板 ×1本 黒い曲げ板の長い方です。曲げ方は上記写真を参考に、、。 合計1800円といったところでした。(鍵除く) もう少しスッキリと美しくできると良かったのですが、当初の目的は達成したのでこの辺でやめておきます。 コンセントをディスプレイと共有すると、なんちゃってiMacになりますね。 ユリアねじのユリアについてはこことかこことかここをご覧ください。
Mac miniをディスプレイの裏にくっつけるぞ(1)
博物館や科学館などの施設向けにZooMuSeeのレンタルの準備をしています。モニタの裏にあるVESAマウント用の穴を利用して、mac miniを取り付けられるといいなと思っています。 そしたら、そういうマウントキットが売ってるんですね。でもちょっと高い。あまり売れるようなものでもないので、仕方ないとは思います。 というわけで、自作の方向で考えてみます。なるべく、できるだけ、簡単に。 さて、アルミ版でも買って来て、似たようなものを作ろうと絵を書いてみたところ、こんなにしっかりとしていなくてもいいなあと思い始めました。廃熱の問題もあります。 目的としては、展示中に盗まれない事と、本体がうまく隠れてくれればいいという2点なので、ちょっと簡単には持っていけないと思ってくれればあまり厳重に付いてなくても良いのです。 次に書いた絵ではもう既にとても簡単なフラットバーを折り曲げるだけという簡単なものを考案してみました。悪くは無さそうなので作ってみよう。 VESAマウントというのは、モニタを別の足などに取り付けるための共通規格です。いくつかあるようですが、私のはM4×10mmネジ、穴の間隔が100mmでした。 アルミフラットバー(平角棒)2mm厚×幅10mm×長さ1m を2本用意しました。ハンズで300円程度で買えました。 一本を2等分して50cmにします。その後、両端から5cmの所に、4.5mm径の穴を開けておきます。そして、端から10cm、5cm、20cm、10cm、5cmと折り曲げます。2本ともやります。 これをモニタの裏にM4×10mmのネジで止めるとこんな感じになります。 次に、くるりとU字型を配置。適当にやっつけました。開口部よりも長めに切ったものも用意します。 Mac miniはこんな感じではまります。ディスプレイとMac miniの間に何か小さな緩衝剤を挟み、熱がこもらない様にするつもりです。 様子を見て、アルミのフラットバーが交差するところに穴を開けて、銅のリベットでガツンと固定してしまおうかと思っています。 U字の端には、穴を開けてフラットバーを通し、鍵で固定ということにします。 一応、こんな感じで作ってみましたが、制作費600円程度、ここまでの制作時間2時間程度でした。 最後の鍵部分が、もっと簡単にできると思うので一旦寝かせます。 やりながら思ったのですが、アルミのフラットバーを平行の=型に組むのではなく、交差する+型に組めば、それだけで固定できそうな気もします。Mac miniは45°傾いた?のようになりますが、背面で使わない端子部分を通せば問題ないのでは。CD部分は展示中は使わないので、むしろ埋めてしまっても良さそうです。とりあえず簡単にやってみるとまた発想があるということですね。
PS3に4GB以上のファイルを”簡単に”コピーするぞ
PS3に4GB以上のファイルをコピーするには、ブルーレイディスクにデータを焼くと良いという記事を書いたばかりですが、早速友人のタク先生から情報をいただきました。 Macでwebserviceを起動すればPS3でうけとれるんじゃなかったっけという、友人からのお言葉をいただきまして、早速考えてみたところうまくできました。 MacもPS3も同一のLANに接続されていることが条件です。 Macでのファイル共有はといえば、AFP、ついでにSMBやFTP、Bluetoothでもファイル交換できますが、とりあえずPS3から見えるのはhttp://のweb共有でしょうか。 webサーバを立ち上げてみたところ、うまくできました。 システム環境設定→共有→Web共有をON Web共有の設定には、このPCのIPアドレスが表示されているので、それをメモしておきます。(http://192.168.0.4/~me/とか。) 自分のアカウントのサイトフォルダに、目的のファイルを入れます。(sample.mpgとか。PS3で再生できるファイルを。) PS3から、インターネットブラウザーを立ち上げ、△→ファイル→アドレス入力で先程のIPアドレスを入力。 アドレスに続けて、目的のファイル名を入力すると、そのまま再生されます。(http://192.168.0.4/~me/sample.mpg) これでも良ければいいのですが、今回はこのファイルをPS3にコピーしたいので、少し工夫します。 Macの自分のアカウントのサイトフォルダを開くと、index.htmlというファイルがあります。これをテキストエディターで開き、ムービーファイルへのリンクを追記、、というのが正しい方法かと思いますが、面倒なので止め。 index.htmlというファイルを、index2.htmlなどの別名にしてしまいます。デスクトップに移動してもかまいません。 PS3で先程メモしたアドレス(http://192.168.0.4/~me/等)を開くと、index.htmlがない場合は、ディレクトリの中身一覧が表示されますので、リストには目的ファイルも表示されています。 そのファイルにカーソルをあわせ、△→ファイル→リンク先を保存。これでダウンロードが始まります。 というわけで、Blu-rayディスクを使わなくてもできました。焼く時間もなくて早いし、容量の制限が無いようなものになりました。USBメモリ等にコピーするのと同じくらいの速度でコピーできたような気がします。 *最後に改名などしたindex.htmlは元の名称に戻しておいてください。 えーっと、タク先生の言うのはこれでいいんでしょうか? しかし、微妙にわからないことは一度外に出してみると思わぬ一言だけで考えが進むことがありますね。こういう効果、重要だなあ。 他に進展あったらまた書きます。
PS3に4GB以上のファイルをコピーするぞ
映像を展示するために、PS3を使うことも多くなっているようです。DVDもBlu-rayも再生できるので、現場で重宝します。 友人によれば、PS3のアップコンバート機能が優秀で、DVD再生も良い画質にしてくれるそうです。 さて、私はディスクではなく、データをPS3にコピーして再生という方法をよくやります。 PS3で扱えるUSBメディアがFAT32なので、4GB以上をコピーできないという制限があります。 PS3に4GB以上のファイルを渡す方法を考えてみました。 *Blu-ray Discを使わない方法を新しく書きました。→PS3に4GB以上のファイルを"簡単に"コピーするぞ USBメモリなどに4GB以上のファイルをコピーしようとしても、「予期せぬエラーがでました」とか言われてしまうので、始めは原因がよくわからなかったのですが、よく考えたら4GBをやや超えていました。「4GB以上はコピーできません」ってなぜ言えないのか。ちょっと疑問です。 さて、4GB以上のファイルを、Macから何かに移して、それをさらにPS3に移すというのは、簡単にできるようで、あらら、、??ちょっと頭を抱えてしまいました。 FAT32でフォーマットされていると、MacでもPS3でも認識しますが、4GBの壁。ファイル転送とか出来ないし、ファイル共有も無い。違うフォーマットにするとPS3で認識しない。 webで検索すると、DLNAサーバを仲介させてという方式が紹介されていましたが、再圧縮されそうなのでやめておきました。 はい。 結論ですが、Blu-rayディスクにデータとして焼けば、PS3で認識、コピーできます。一気にファイルの制限が25GBになりました。 MacProにBlu-rayドライブを積んでおいたので、なんとかなりました。なかったらどうしたんだろう?? ちなみに、PS3で再生するファイル形式で、一番綺麗に映る設定を探していますが、よくわかりません。 Premiere CS5で使った設定です。 形式:MPEG2 プリセット:HDTV1080p 29.97高画質 (*FullHDでp出せるディスプレイ等を使う前提) ビデオ品質:5 プロファイル:高 ビットレートエンコーディング:VBR、2パス 最小ビットレート 20Mbps ターゲットビットレート 36Mbps (PS3で再生させたらこのあたりの値を出していたので) 最大ビットレート50Mbps この辺の設定にしてみました。 以前は、MPEGのブロックノイズが気になったので、DivXにしていました。ソースによって変える必要があるのかもしれませんね。 あまり詳しくないので、オススメの設定があったらぜひ教えてください。 今回、音から雑音を消すために、Adobe SoundBooth を使ってみましたが、なかなか便利。ベースのノイズを記憶させて、全体から除去したり、電話のベルとかも簡単に消せるんですね。そういえば音を使った作品はほとんど作った事がありません。
USB充電器の容量に注意
最近はACタップにもUSB充電機能が付いたものが増えてますね。iPhoneを買うと小さなアダプターも付いてきますが、ACタップを購入する予定だったので、試しに買ってみました。 私が買ったのは、バッファローコクヨサプライのBSTA22Wシリーズです。店頭でいろいろ見た結果、iPodにも使えるなどの記載がありなんとなく安心感があったので購入。 2つのUSBポートを搭載した2個口OAタップです。iPod、携帯電話、デジカメなどのUSBで充電する機器をコンセントから直接充電できるとか、パッケージにも書いてあります。 ところが、、やはり現実は甘くなかったというお話です。購入後、iPodとiPhoneを繋いでみたところ、充電できませんといった表示が。iPhoneに出る時もあるし、iPodに出る時もあったり、かなり不安定です。一台しか繋がない時には問題ありません。ケーブルを変えてみたり、できることはいろいろやってみたのですが、挙動が不安定なので、初期不良なのかと思いメーカーに問い合わせ。 こちらで確認したところ問題なく充電できるので初期不良の疑いがあるということで、すぐに代替品が送られてきました。 ところが、これでも症状は同じです。 症状が同じですよと問いあわせをしながら、いろいろ調べてみると、、。どうも2台同時に充電できる場合もあることがわかりました。メーカーと連絡を取り合いながら、原因調査をしてみたところ、驚くべき事実が発覚。 iPodやiPhoneのバッテリー残量が少ない場合は、一台で1000mA使ってしまうらしいんです。そうなると、2台で2000mA必要で、1000mAしか出せないこの機種では対応できないということになります。 でも、、いつからUSBで1000mAまで使えるようになったんでしょうか。全然知りませんでしたが、いつの間にか500mAから1000mAまで使えるように仕様が変更されていたんですね。 知っている人は知っている事なんでしょうが、知らない人の方が多いんじゃないでしょうか。 よく読むと明記してありませんが、いかにも2台のiPodを充電できますというような体裁で販売されています。 2台の充電はできませんと明記した方がいいんじゃないですかというお願いには、「検討させていただきますが確約できない状況です」といったような返答が来ました。 なんたって、メーカーのサポートの人ですら知らなかったんですから、一般ユーザが知っているはずがありません。
TwitterのRTはどこまで信用できるの?
Twitterを使わない人にはちょっとわからない内容で恐縮です。 TwitterにはRTという仕組みがあります。(似たものでQTというのもあります。) もともとTwitterには140字しかか書けません。この制約が驚異的な利用者数の伸びに繋がったとか、そういう経緯があります。 これはTwitterのRTという機能を心配しているという話です。 自分がフォローしている有名人とか、友達とか誰かが面白い事をつぶやく。あの人がこんなこと言ってる。面白いなと思って、みんなに教えようと思うと、ReTweetを略して、RT @誰々 とか書きます。そうすると、誰かのつぶやきを自分のフォロワーにも広めることができます。そういう文化は、なんとなく出来てきて多数の人が使いだし、正式な機能として取り入れられて行くという流れになったそうです。 さて、たとえば誰かが面白い事をいいます。よし、みんなに教えようと思ってRT (自動で挿入されるものがほとんどです)すると、RT @誰々 冒頭にと追記されますが、その文字も140字にカウントされます。 つまり、もともと140字だったら、そのままRTなんて出来ないのです。そこで、途中で切ったり、不要と思われるところをカットしたりという編集作業が入ります。これがまず危険1です。本来の意図と違う事が伝わる可能性があります。意図的に変わるかもしれない。元の発言も確認しようと思えばできるのですが、自分のフォローしている人なので大体は信じると思います。 誰かのRTをさらにRTしようとするとさらに短くなります。 次に怖いのが、言っても無い事をRTする偽装RT。そんなの無いかもしれませんが、どうでしょう。 RTとは、ねえねえ、○○さんたらこんな事言ってますよということなのです。良い意見だよねという場合もあるし、こんな馬鹿げたこと言ってるよという意味でも使わているでしょう。 そこで、RT @実在のユーザ名 の後に、その人が言っても無い事を書いたらどうなるか。 たとえば、RT@有名人 「かなり政治的にまずい内容」とか。RT@有名人 「犯罪したかのような内容」とか。 元の発言も参照できますが、発言は削除することもできます。RTを見た人には、本当に言ったのか言ってないのかを判断する事が難しいです。しかも組織的に一斉偽装RTをやったとしたら? そんなこと言ってないよと誰が証明してくれますか?(アメリカの図書館ですか?) 公式サイトでは、RTの仕様が変わり、発言を修正できないようになったようですが、Twitterのクライアントアプリは山のようにあるので、編集できてしまいます。 やった事がないのでいきなりRT @誰々と書いてもポストできるのかどうかわかりません。ただ、誰かの発言にRTして、その人の発言を全部削除して書き直すということは、可能なような気がします。 そもそも確認済みアカウント以外本人かどうかも怪しいので、真に受けすぎると後で怖い事になるかもしれません。 杞憂ならいいのですが、、。