この3日間ほど

大学のサーバが壊れてしまったので、復旧作業に追われてました。(もう少しかかりそう)
その間、ワークショップの依頼が数件、海外数件を含む展示の調整にも追われていました。
3日間追われていたのか、、。

今日はキョロロの模型に作品を並べてみた。模型を作って展示を立体的に練るのは河口龍夫先生から学んだ(盗んだ)。
実際に自分が小さくなって見られるかがポイントだ。イメージを膨らまそう。

一番広いスペースを提供していただいたのだが、かなりの個体数を採集できたので展示できるのは選抜された一部ということになってしまうのが惜しいところ。それだけにいいものをお見せできそうです。

キョロロの展示ポスターもほぼ完成。巨大昆虫探査艇キョロロ号というタイトル。
あの独特の建物の形を、探査艇ととらえてみた。
キョロロ脇の美人林で撮影した写真を大きく使っています。
つくばで撮影したものを使おうと思っていたところ、キョロロの永野さんから「あんな木はこちらでは生えていない」という指摘を受けての撮影となった。なるほど、専門家はそう見るのかと、はっとさせられました。

同じものを見ていても、得られる情報は人によりかなり差がある、、。それは事実なんだろうな。

状況把握能力または冤罪について

自分がどういう状況に置かれているのか。瞬時に判断しなくてはならない時がある。

今日の出来事。
非常勤講師としてムサビから帰る途中、細い路地で携帯電話のメールを見ながら信号待ちをしていた。すると、運転席の窓をノックする音が。見ると、バイクに乗った中年の男性が窓をあけるように強く要求している。

コンコンコンコン

これはトラブルの始まりの合図である。身に覚えは無い。車中で携帯を見ている事を咎めているのか。知らずのうちに誰かに接触してしまったのか。何か踏んでしまったのか。踏んでいるのか。わからない。窓をあけるべきか。どうなのか。5感やらこれまでの人生の経験やら全て踏まえて、今の状況を把握しようとした。

男性は私の後ろに並ぶ軽自動車に目をやる。女性が乗っていて、私を何度も指差している。コイツダコイツダ。

もう逃げられないのだ。
対向車はバイクが邪魔で停車している。その後ろも車が並ぶ。私が渋滞の原因なのだ。

何かしてしまったんだ。たしかに疲れはたまっている。それにしても。
窓を開ける。

男性「野菜落としました?」

私「え」

男性「あの野菜です」

指差された反対車線の歩道には、ネギらしき束が、確かに落ちている。右後ろ45度に5メートル。歩道にネギ。新鮮な艶があり、この状況になったばかりだと主張している。後ろの女性はまだ私を指差している。オマエダオマエダ。

冷静に考えてほしい。
どうして私が赤信号の直前で、反対車線の歩道にネギを投げて逃げる必要があるのか。動機は何なんだ。
目的は。新手のテロリストなのか。

「記憶にありません」では、やってしまった政治家みたいで、=「はい私がやりました」の意になる。
ここはサラリとかわすべきだと判断。「いえ、落としてはいません」といって、窓を閉めた。

男性は後ろの女性に向かって、「違うって」とか何か言っている。
私はそのまま何事もなかったかのように、すみやかに走り去った。

後ろの人が何を主張していたのか、まだ分からない。
どういう経緯でバイクの男性がノックするに至ったのかも分からない。こんなことがあったと言えるだけだ。

全ての交通事故は道路一本違えば起きないし、朝起きてからの所作一つでも異なれば起きなかったかもしれない。得体の知れぬ大きな渦は、日常のなかで大きな口を開けている。
私は渦から出られたのだろうか。それとも。

2足のわらじを履け

「2足のわらじを履け」
これはムサビの学生だったころ、山本圭吾先生がおっしゃった言葉。
山本先生は福井から東京に通うという離れ業をこなし、農業(林業も)をやりながら、メディアアートの作家活動も行い、大学では教鞭もふるった訳なので3足といえるだろうか。

何か一つの分野だけでは、視界が狭くなってしまうので、一見関係なさそうなことも専門として持つことにより相乗作用が生まれる。
影響されました。今昆虫やっているのは、その影響です。全天周写真をやりつつ、自然に入って行きたいと思っていたところに昆虫という入り口が現れた。猛然と突入したわけです。

この言葉の他にも印象に残っている言葉があるので、別の機会に紹介したいと思います。

今日紹介したいのは、この写真。想像を超えます。

新潟での成果

前の記事にあるように先週末は新潟へ昆虫採集に行きました。
その成果を少し。

写真に写っているのは、オオスズメバチの女王です。
採集に同行したキョロロの学芸員である永野さんが捕まえました。
網へ入れたものの、専門家でも容器に入れるのをためらっていました。

で、救いの手を差し伸べたのがジュニアインストラクターの雄也です。

勇気があるというか、怖いもの知らずというか、刺されず無事に容器に入れることが出来ました。

聞くところによるとオオスズメバチくらい大きな蜂だと刺された場合、命を落とすことがあるそうです。
手の上に容器を乗せて撮影したものの、針が容器を突き破ってこないかドキドキものでした。

専門家の人たちと昆虫採集を一緒にしてて分かったこと、それは

虫捕りは命がけ

ってことです。

崖で長い網を振っている姿は見ているほうがハラハラしてしまいました。
まだまだ虫ハンターへの道のりは遠いです。
(稲葉)

出雲科学館の橋本さんと打ち合わせ

出雲科学館から学芸員の橋本さんが遠路はるばる打ち合わせに来てくれました。
7月15〜8月2日まで行われる展示に関しての最終調整。橋本さんはMCの2年生らしい、、。
作品数も大幅増の大サービスを決意。

Page 35 of 39« First...102030...3334353637...Last »