RICOH THETA頂きました
リコーのワンショット全天球カメラはCP+などでプレ展示をしており、私は出力形態のサンプルとしてパノラマボール制作の協力、制作チームへの勉強会などに少しお手伝いしていました。
9月5日、ドイツのエレクトロニクスショーIFA2013で正式発表されました。
製品名はRICOH THETA(リコー シータ)です。
なんと、発表の数時間前にリコーさんから頂いてしまいました。
それで、翌日から愛知トリエンナーレに行ったので、念願のパノラマスナップをしてきました。
パノラマ画像の埋め込みが出来ないので、リンクだけ。
https://theta360.com/users/54
本体のボタンを押すとなんともカワイイ音がして、撮影されます。自動露出、というか本体からは撮影に関するなんの設定もできません。それがまた簡単で良いと思います。
iPhoneのアプリからも撮影ができます。こちらはスライダで露出のコントロールができます。(推測ですが、自動露出よりも明るめか暗めかをスライダで決められる感じ)
PCと接続すると、パノラマ画像を抜き出すことができます。
取得画像のサイズは、3584×1792 pix
これを他のパノラマツアー作成アプリに渡すこともできますね。
本体からSNS公開機能があり、専用サイトにUPすると(要facebookアカウント)、facebook、twitter、tumblrに”URLを投稿する”ことができます。
ちなみに、上の画像のパノラマは下記URLから見られます。
https://theta360.com/spheres/254
愛知トリエンナーレ オアシス21でやっていたあまちゃん音頭
撮影可能距離は10cm~となっていますが、至近距離の合成品質はどうなんだろうと思い、半径5cmまでの円を描いて、THETAを上に乗せてみました。
この位置で、撮影をした後、出来上がったパノラマ画像の接地面はこんな感じです。本体もうっすらと出ています。
約20年前からワンショット全天球のカメラを夢見ていましたが、RICOHさん、やってくれました。
もちろん品質はプロの作るものとは比較できませんが、子どもでも使えるパノラマカメラは今後が非常に楽しみです。それは私が夢見ていた世界です。
残念ながら日本での発売は現在未定。発売されると良いのですが!