今日のお届けもの
小さな頃は、神様だって小包や宅急便が家に届くとわくわくしたと思う。
今日のお届けもの。要冷蔵です。
中身は、、、
オオゴキブリと、ヨコヅナツチカメムシでした。
オオゴキブリは、個体同士で翅をかじり合うらしく、翅が完全な状態のものを見つけるのは非常に困難だと聞いていたが、まさに無傷のものが届いた。
ありがたい。自分で捕獲することは難しかっただろうと思う。
「昆虫届いてるので、至急引き取りにきてください!!」と事務から緊急呼び出し。芸術学系事務が午後閉室していたので、別の事務に届いたらしい。
再来年の夏に千葉方面でlife-sizeの展示予定があって、千葉大の阿部先生と博物館の斎藤学芸員が送ってくれるのです。
オオゴキブリといえば、思い出す方がいます。
箕面公園昆虫館の館長、久留飛さん。名刺にもゴキブリのイラストが入っている専門家だ。
昨年の花博記念協会主催による大阪5会場巡回の懇親会の居酒屋にて、おもむろにオオゴキブリの入ったケースを出し、
「ゴキブリはなー、ホンマはええ奴やねん〜。」
ごくごく一部の悪いゴキブリが家で悪さをするだけで、ほとんどのゴキブリは森でひっそりと暮らしているという話を、実物を手に載せて聞かせていただいた。
居酒屋で。
それはきっと本当の事だろうと思って、私もありがたく手に乗せさせていただいた。
居酒屋で。
ちょうどビールを運んでくれた店員はどう思ったのかな。