時には機械のようにウィーガガガ
9:30に堀内カラーからラムダプリントの納品。ムサビはお休みさせていただいた。来週が講評だけど大丈夫かかなり心配。
こちらのデータの作り方に問題があり、オオセンチコガネを再プリントしていただくことに。いつもありがとうございます。
これを木製パネルに貼る。前回は貼った後白いテープを周りに巻いた。問題は破れる事があることと、剥がれる可能性があることだ。
「今回はペンキで塗ろう。」
それは、時間的にも、見栄えにも、そしてコスト的にもより良い方法のはずだったのだが、ペンキのはみ出てしまったところ等を電動のサンダーで削り取らないといけないことになってしまった。
うーん、そんなはずでは、と思いつつも、やるとなったらやるしか無い。やらないと進まない。計画通りとはいえ、搬入まであと10日しか無いのだ。
こんな時は、一つにかかる時間×個数なのだから、やり方次第でどんどん早くなる。
できるだけ移動距離を減らすこと。単純作業に分けること。適材適所。とにかく進める。
力仕事だから、効率が落ちることも考え、定期的に休憩を入れつつもとにかく効率を追求。これはこれで楽しい。
稲葉と玉置とはかれこれもう長いつきあいなので、少しの身振りや言葉だけで理解してくれる。ヤスリがけという作業は、電動でもなぜか頭が空っぽになる不思議な作業で、嫌いではない。
最終的には3人とも、車にスポット溶接をするロボットアームの様に、その場から動かず、腰から上だけをかなり早いリズムで繰り返し動いていた。
ウィーンウィーン、ガガガガガ、ササッ、ウィーン
ウィーンウィーン、ガガガガガ、ササッ、ウィーン
これが、どんどん早くなる。みんな疲れているので無口。日が暮れそうなので無口。
ウィーンウィーン、ガガガガガ、ササッ
ウィーンウィーン、ガガガガガ、ササッ
ウィーン、ガガガガガ
ウィーン、ガガガガガ
はい。終わりました。
みんな汗びっしょりで、それはもうヘトヘトです。
写真を撮る余裕が有りません。
今日届いたプリントは、まだモザイクにしておきます。
途中、名古屋からザリガニをスキャンしてくれないかという依頼。
国語算数理科社会、その他全てもカバーするのがアートだと思っているので、美術館以外からの依頼も大歓迎。
視野が広がるし勉強になります。とうとう地元から話が来たことが嬉しい。
しかし、ザリガニってスキャンできるのかな。
忘れてたけど京都からイソギンチャクやってほしいという依頼もあったなあ。