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造幣局発行の電子通貨はある?

2010年2月6日
blog 雑記

大蔵省造幣局と書いてみて調べてみたら大蔵省ではなく、独立行政法人 造幣局だった。

日本橋には造幣博物館があって、、、と調べたら、それは日本銀行金融研究所 貨幣博物館だった。まったく。

以前に一度立ち寄ったんです。それからいろいろ考えてますが、通常の社会において、貨幣はとても重要なわけで、北朝鮮のようにデノミデノミってやらない限り、自分が蓄えたものは自分のものです。なかには島のどこかにある大きな石をお金にしているところがあって、とうてい持ち運べないから、「あれは俺のだ」ということでやっているところもあるらしい。なかには、海のなかにある石にまで所有者がわかっているのもあるらしい。似たものがないという価値もまたあるわけです。

アメリカの1ドル紙幣には、大量の偽札が出回っていて、精巧なのはスーパーKとかそれ以上だとか呼ばれているわけですが、そんな事が起きるのも紙幣が紙幣として通用する理由にあるわけです。

昔はいつでもこのくらいの純金、または銀と交換しますよと政府が保証していたので、通用していた。(金本位制)
でも金や銀が政府に足りなくなると、その制度はやめるけど、通用するのは保証するから安心してねということになった。

紙幣はその印刷技術の精密さから、「それを複製するなんて無理だよね」というところでなんとかやっているんだと思う。そうも言ってられないかもといって、ホログラムを入れたりしてる。

でも、今や偽札を手彫りでやる人なんていないですよね。隠し文字とかあるらしいですが、こんなところに細かい文字で〇〇って書いておけば見つけられないだろうという、その発想はもう無駄です。光学的な装置を使って、印刷してしまうでしょ? いくら細かくしたって丸見えです。

数年前に一万円札を高解像度でスキャンしたことがあります。これを拡大プリントしたら赤瀬川原平さんの一万円事件みたくなるのかと思うとビビってできませんでした。
拡大模写なら一点物なので芸術だと言い切れると思いますが、データなんて、どんな大きさでも出力できるので、ちょっと言い訳できないような気がします。原平さんは一枚書くのに憔悴しきってしまって、胃痙攣かなにかしながら作業したと聞きますが、プリントアウトはピですからね、、。

そんなわけで、特殊な印刷装置や技術者をさらってくる必要なんてもうありません。実はもう簡単に偽札なんてできてしまう時代になってしまっているわけです。ただ、なんとなくみんなでそのことに気がつかないようなフリをしているだけ。本当はみんなもう気づいてしまっている。ただ、なにやらとんでもない事を考えるアブナイ奴だと思われるので、そんな話はしないようにしている。

でも、すぐにそうも言ってられなくなると思う。紙幣の細かさなんて、それが正真正銘の本物であるという理由にはもうならない。

また、別の道としていろんな電子マネーというのがあります。SUICA、PASUMO、Ediなどなど、、。Tポイントとかマイルとか、換算すると使えますというのもある。SUICAとPASUMOは共通してるけど、地方に行くとまたいろいろあって、どれがどう共通で使えるのかなんてもうわかんない。ひとつのほうが消費者にとってどれだけありがたいか。

もうみんな忘れているけど、昔NTTがテレホンカードというものを発行した。もともと様々な柄があり、企業が独自の柄を印刷できたので、その種類は爆発的に増えて、珍しいものはプレミアがつくといった、一時はコレクターアイテムにもなったものです。(私は阪神優勝のと、BOWに載った記念テレカを未だに持ってます。)それはそれでいいんだけど、今も未使用のテレカが日本中にいったい何億円分残っているのかということを考えると微妙な気になるわけです。誰が得したのかな。

スイカもパスモも、それ専用ではなく電子マネーとして使えるので、テレカみたいにはならないと思いますが、やっぱりチャージという、前払いをしなくてはならないのがどうもなあと思うんです。私はチャージ不要のQuickPay派です。

最近は、銀行もネットだけのネットバンキングになりつつあります。銀行に行く用事がほとんどない。支払いも”ピ”だ。気がついたら、いつでも本物の紙幣にしてあげますよという、紙幣本位制になってるんじゃないのか。

円天という詐欺通貨があって、一時は相当数の普通の人が信じてしまって、変な宗教みたいに熱をもってしまったけど、あっという間に全部消えてしまった。JALのマイルはまだ使えるらしいけど、はたしてどうなるのか。Tポイントの制度がどうなっているのかよく知らないのでなんとも言えないが、複数の企業で共通のポイントを発行しているので、そのなかの一つの企業だけでみんなが一斉に使ったらその店はやっていけるのかな?

今の電子マネーとポイントというのは、安心していいのかどうか、実はだれもよくわかっていないんじゃないかと思います。

さて、そこで、造幣局の登場となります(大赤字国家の発行なので微妙ではあるが)。国が保証する、電子マネー。その名もDenshi YENを略して「DEN」。漢字で書くと、、あ、「典」がいいですね。私の名前だし。
来年あたり、どうですか。いつでも国が電子一個と交換します。

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