映像原論
ムサビの映像学科1年生対象の、映像原論という授業の一コマを、毎年やっています。
自分のやってきたことなどを見せながら、いろいろな話をするんですが、今年は最後に受講者の感想メモをもらうことができました。
おもしろかったとか驚いたとか、いろんな感想があったんですが、「大学で学ぶことも大事だけど、大学に入る前に、漠然と何を考えていたのか、何に興味があったのか、何に問題意識を持っていたのかを忘れずに、”大学に入る前の自分”×”大学で教わること” でやれば、誰でもきっといいものできるだろうという話に対する反響が大きかったようです。
「少しめげていたけど、初心を思い出した」とか、「いいタイミングで聞けてとても良かった」という感想がいろいろありました。いきなり同級生が80人程度いる環境になるので、自分の立ち位置が見え難くなるんですね。思い返してみれば自分もそうでした。
最後に言い忘れてしまったけれど、来年は2年生向けのメディアアートの授業も担当するので、今回、話が面白かったという学生はぜひ受講してください。ここに書いておけば伝わるかもしれないので書いておきます。