東京ガス環境エネルギー館で単式顕微鏡をつくるWSしてきました
昨日の事ですが、横浜市鶴見区にある東京ガス環境エネルギー館で単式顕微鏡をつくるワークショップをしてきました。
前日までの晴天が打って変わって大雨。
雨天の方が来館者が多いそうですが、かなりの大雨になったために、来館者は少なめだったようです。
定員30人までが3回だったのですが、総勢50人弱くらいだったと思います。
(講師としては、少ないほうがやりやすいです。)
単式顕微鏡はレーウェンフック(オランダ 1632-1723)が開発した小さなガラスビーズを使う小型顕微鏡で、複式顕微鏡が発明されてからは忘れられた存在だったようですが、試してみるとかなりの倍率を持っていたことがわかりました。
そのあたりの話は、シングル・レンズ―単式顕微鏡の歴史 (りぶらりあ選書) に書かれていて、面白いので興味のある方はぜひ。
毎回制作方法をかなり簡素化したハシモト式単式顕微鏡も、もうすこしだけバージョンアップしたいところです。
レーウェンフックはフェルメールとも親交があったとか。
ギャラリーエークワッドでの展示でも使った、作品「天文学者」に登場する天球儀。その隣にいる学者はレーウェンフックがモデルという説があるようです。
私の中ではどんどんつながっていきます。
法政大学出版局 シングル・レンズ―単式顕微鏡の歴史 (りぶらりあ選書) *中古でしかみつからないです