Panorama Ball Vision
2008-
Panorama Ball の動画表示装置として開発した球体ディスプレイ
Panorama Ball が初めて生まれたその時から夢見ていた球体ディスプレイ。科学技術振興機構(JST) の戦略的創造研究推進事業” さきがけ” の助成を得る事ができ、NAC イメージテクノロジー社の協力のもと2008 年にPanorama Ball Vision を完成させ、特許も取得することができた。
過去に制作したパノラマ画像を表示させることも可能だが、新規に制作したカメラで全天周画像を取得し、PCでリアルタイムに特殊パノラマ動画像を生成、送出することで、リアルタイム表示も可能になっている。
6 本のLED アレイを高速回転させ、残像によって球体動画像を表示させている。肉眼でフリッカーを感じない程度の回転数(500rpm) で回っている。
その後、球体ディスプレイ上での立体映像の表示実験を成功させるなど、新しい実験も行った。