Mac miniをディスプレイの裏にくっつけるぞ(2)
Mac miniをディスプレイの裏面のVESAマウント用のネジ穴に取り付けようとしています。
以前書いた(1)では、アルミのフラットバーで簡単な輪を作って、そこに載せるところまでやりました。その後、横から脱落しないための押さえと、盗難防止用の鍵をとりつければ簡単に終わる、、はずだったのですが、そう簡単には行きませんでした。
Mac miniの裏面には、びっしりとコネクタが並んでいます。10mmのフラットバーが回せる隙間がありません。前面には当たり前ですが、CDトレイがあります。ZooMuSeeには使わないので埋めてもいいのですが、貧乏性なのか埋められません。一度も使わないまま前を塞がれたらMac miniとしても嫌なのではないでしょうか。私ならゼッタイ嫌です。すぐに壊れます。
そんなわけで、上下を通すのは諦めて、Mac miniの横周囲をぐるっと回して止めようというのが前回の方針でした。しかし、これもまたスペースがありません。上下とも、数ミリの位置を狙わないといけないのです。しかもそこを通したとしても、アルミは簡単にしなるのです。やってみたところ、簡単に抜けてしまいました。リベットでガシガシ固定していけばいいのですが、外してコンパクトに収納するということも私には重要なのです。Mac miniの底面には微妙な傾斜があり、そこもまた面倒でした。
結局、今までの方針を大きく変えることとし、ホームセンターで売っている金物をいろいろ眺めながら考えました。
外せないのは以下の数点。
1. 売っているものより大幅に安い事。
2. 制作が容易で短時間でできること。複雑な加工はできるだけ無し。
3. 輸送時に別梱包にならないよう、バラしてコンパクトになる事。ディスプレイの箱の中の余っている場所に収まること。
4.盗難防止用の鍵を付けられる事。また、鍵をつけなくてもMac miniが落ちないこと。
普通の用途では、3,4は気にしないと思います。
Mac miniの裏面には、排気用の穴があります。その両側に隙間があります。ここの部分にツメをあてることにします。あまり上に出るとコネクタにかかるので、15mm程度とします。
えー、で、こんなんになりました。
ステンレスの金物はピッチが25mmのものがあったので、使う事ができました。鉄のものはピッチが違うんですが、何基準なのか、、ちょっと分かりません。寸とかなのかな?
下に落ちないためにJ型、左右はズレないためですので、L型です。背面は15mm程度、全面はCDトレイを隠さない程度。
左はぐるっとまわってロックするためにこんな形です。一周する長さのものが売っていませんでしたので、2つのパーツで出来ています。
白いネジは、手で回せるネジです。ユリヤねじNO.1という名称で売られていました。スペーサーにもなるし、底面に傷も付きにくそうなのでいいかと思います。本体で覆われるので、外して持って行かれることもありません。
Mac miniを載せるとこうなります。狙ったあたりに押さえが来ています。アルミで作るとヒョイと曲げられておしまいです。ステンレスがいいでしょう。
鍵があるところがディスプレイの上方向です。
CDトレイ側はこんな感じ。下側も曲げてもいいですが、曲げなくても問題ありません。(後で曲げるかも)
鍵が付いている所を折り曲げているので、鍵が無くても外れません。ここを折らないと、ブラブラしてしまいます。
使ったもの
ヤハタ ステンレスステーNo.4 15×278 ×2本
一本は端から1つめの穴で直角に曲げる。
もう一本は端から1つめ、2つめで逆方向に曲げる。(CDトレイ部分)
ヤハタ ステンレスステーNo.18 28×170×15 ×1本
元々L字型ですが、本体を抱えるようにJの字に曲げます。本体は36mm厚あります。
チドリ直 1×15×193 黒曲げ板 ×1本
黒い曲げ板の短い方です。曲げ方は上記写真を参考に、、。
チドリ直1×15×385 黒曲げ板 ×1本
黒い曲げ板の長い方です。曲げ方は上記写真を参考に、、。
合計1800円といったところでした。(鍵除く)
もう少しスッキリと美しくできると良かったのですが、当初の目的は達成したのでこの辺でやめておきます。
コンセントをディスプレイと共有すると、なんちゃってiMacになりますね。